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イギリスの庭園は、イチイやツゲの垣根で分割されているのも特徴のひとつ。イギリス人は世界でいちばん芝刈りがじょうずな国民だと思います。庭は自然に存在しているように。不自然に見えたりぎこちない感じがしたらダメ。
巧妙な計算のもと、どの季節にも美しいスペースがあるストーンエーカーの庭園。その庭作りはどのように始まったのだろうか。「私がここを借りたときには、見るべきものは何もありませんでした。最初の年に雑草を取り除き、2年目に土壌を改良しました」と厳しかった作業を彼女は回想する。
庭園内に咲く花の取り合わせ方については「一度にたくさんの色の花を咲かせようとせずに、同じ場所でも、春には赤い花でいっぱいになり、夏には青い花でいっぱいになるというぐあいにあします。このように考えれば、四季を通じて色と葉の彩りでいろいろな取り合わせが叶になるでしょう。緑も色のひとつで、その緑にも輝く緑、暗い緑、銀色がかった緑など、いろいろな色調があります。ほんとうは緑もいっしょに見るべきで、庭園には花しかないと考えない方が楽しみが広がるはずです」とアドバイスをくれた。花の色和を抑えて、テクスチャーで楽しませるストーンエーカーの庭
サマーガーデンの花壇では、アリウム・シュベルティーの穂先がバーベナ・ボナリエンシスやセダムと目の覚めるようなコントラストをなしています。背景にある剪定されたツゲが緑豊かなシェードとなっています。
生け垣と灌木、花壇に囲まれたサマーガーデン。英国式庭園で欠かせないのは芝生であり、刈り込まれた芝生とワイルドに茂った草花のコントラストがとても美しいのです。草花と灌木を混植した花壇も英国式庭園の重要なポイントです。
観葉植物は葉のテクスチャーが重要です。ここではギボウシがカヤツリグサと並んで植えられ、階段横のシェードスペースを彩っています。ストーンエーカーでは香りも重要な要素です。低い壁沿いの高床部分にはオールドイングリッシュラベンダーとフェンネルが植えられています。 英国の田園の庭園では、夏になると目を楽しませる花の彩りが一段と豊かになります。朝の光の中でラベンダー・アングスティフォリアのブロックを舞う一匹の蝶。繊細な白と黄色の色合いのバラが日陰の片隅に気持ち良さそうにたたずんでいます。

